インタロボットでは、新たに開発する商品は、スタート時にゴールを細部にわたってイメージし、そのイメージをお客様と共有することが成功するために必要だと考えています。インタロボットのコンサルティングサービスは、初動を最も重視して取り組んでいます。以下基本的な要素と進め方を紹介します。

コンセプト・目的の明確化

下記手順で、商品のコンセプトと目的（解決すべき課題）を明確にし、言語化して、スタート時に関係者で共通認識を持てるよういたします。心躍るコンセプトを練り上げ、言語化し、共有して、商品化に向けたモチベーションを高めます。

1. お客様がお持ちの商品イメージと目的をうかがう
2. 簡単な質問をさせていただき、真に求めていること、顧客、市場を浮かび上がらせる
3. インタロボットに持ち帰り、たたき台のための最初の商品企画を作成する
4. 上記商品企画をたたき台として会議を持ち、お客様の望んでいるものを具体的に引き出す
5. 上記を踏まえ、商品の1次試作品の構想・計画を提示
6. 試作を繰り返し、最終案を決定。商品化へ
   

スピーディーな市場調査

　たたき台となる最初の商品企画のために、スピードを重視してネットでの市場調査を行います。世の中の大きな流れを意識し、フィルターとして、類似商品、対象となる市場動向を調査し、調査対象となる商品を取り巻く情報を広く漏れのないように集め、整理し、未来を予測し、特に商品の方向性で間違いのない商品企画案を作成いたします。

技術調査・スペックの決定

　求める商品が明確になった時点で、利用可能な技術を調査します。実現可能な技術要素が明確になった時点で、各スペックを詰めていきます。実現するための技術が見つからない場合は、自社開発できないか、機能を代替できないか等検討し、実現可能な仕様に落とし込んでいきます。
　筋の良い技術の組み合わせで商品を構成する必要があり、その技術を決定するための技術調査は、検証作業も伴い、経験豊富なエンジニアで行う必要があります。

上記手順で商品の構想が決まれば、仕事は半分終わったようなものです。逆にこの手順で方向性を間違ったり、採用する技術を間違ったりすると、プロジェクトは迷走することになります。商品開発において最も重要なフェーズとなります。