デザイン・設計上質なデザインを求めて

 インタロボットのデザインと設計に関する特徴と考え方をご紹介します。

シンプルで上質なデザイン

 設計の基本的な考え方として、無駄なものを徹底的に削るという意識をもっています。装飾的な要素が必要な場合は、シンプルな完成体に追加するという考え方を採ります。ロボットの内部機構では、スペースを最大限に生かすため、通常はフレームで基本構造を構成し、フレームに外装を取り付けるところを、外装を構造体として再設計し、アクチュエーターを外装に直接取り付けるといった手法を採用します。部品点数の最少化も意識し、組み立ての容易さも考慮します。結果的に合理的で無駄な要素がない、安心感のあるシンプルで美しいデザインと設計を実現しています。

最適なメカ機構レイアウト

 デザイン性のある設計では、意匠が重要であるため、限られたスペースに多くの機能を詰め込む必要性が出てきます。インタロボットでは、豊富な経験と3DCADを駆使した設計により、アクチュエータと作用点を最短に構成するという基本原則を配慮しつつ、空間を自由に再構成し、必要であればリンクやカムなど様々な技術を駆使し、常に最適なレイアウトを目指し実現しています。

3D CAD・イメージ共有設計

 普段モノづくりに携わっていないお客様であれば、三面視(正面、平面、側面)で描かれた構想図や計画図では最終形状をイメージすることが難しいのは当然です。最終的にできたものがイメージと違ってやり直すという例は枚挙いとまがありません。インタロボットでは、最新の3DCADを駆使し、構想段階から3DによるCG画像を提示し、お客様と開発するものの正確なイメージを共有し、やり直しのない商品開発を実現しています。開発初期段階からのお客さまとのイメージ共有設計がインタロボットの特徴です。